2021/01/23 23:57

こんばんは

木暖珈琲時間へようこそ

今夜も短い時間ですがお付き合い下さい。
BGMは(Jazzのアルバムです)
スティーヴ・キューン-Mostly Ballads

先程、今月の焙煎が無事終わりました。毎月中旬から月末にかけて3日間続けて焙煎をしています。このスタイルになったのは色々理由があるのですが、一番の理由は正直に伝えたいという気持ちと時間をかけて焙煎機や珈琲豆とゆっくり語り合い自分の作品を出来る限り集中して作りたかったからです。カフェの時は営業時間が終わってから深夜まで焙煎をしていましたので、身体や心に負担や無理がありながらの焙煎でした。当時はそれが普通で当たり前と思っていました。
焙煎日を伝えなかったり袋に焙煎日を記入しないお店が多いと思いますが‥ここは大切な部分だと思っています。
焙煎を始める前と焙煎が終わってから各箇所の清掃と分解掃除、分解メンテナンスをするのですが、焙煎をしている最中にシリンダーが回転する音やベルトの音、火力が何故か弱かったり赤い炎が多かったりといつもと違う時があります。10年経っている焙煎機ですから少しづつ色々な箇所のメンテが必要になってきました。
以前はそのまま見過ごしてなんとかやってきましたが、ここ2年くらいからは妥協したくなく、温度が安全に下がってから各部品を大掃除オーバーホールしてもう一度組み立て直し、ダメならもう一度繰り返します。治らない時もありますがやれることはその時にやっておく様に見過ごせなくなりました。作品に大きく影響する様な気がしてしまいます。
自分では気づかない部分でしたが、常連のお客さんから、「最近モダンコーヒー さんの珈琲豆の味が安定してきていますね」とお褒めのお言葉を頂いた時は、「あまり変わったことはしてないですがね」と言っていましたが、振り返れば、こういうメンテや掃除の部分が多かったのかなと思っています。
また、何事もなく無事焙煎が予定どうり終わることに、前よりもとても感謝の気持ちが溢れてきています。思わず終わったら合掌している自分がいました。

明日、焙煎豆を欠けている豆や、生焼けの豆などを選別してハンドピックを行います。その後にテイスティング(マシンドリップとペーパードリップとネルドリップの三種の方法)して見極めてから各豆をオンラインショップで販売を始めたいと思います。

イブラヒムモカとムニールモカの入荷が遅れていますので、入荷次第、臨時で焙煎を行います。
予約されているお客様、もう少しだけ待っていて下さいね。

実は今日の朝、ある場面が脳裏に浮かびました。
その場面は、数人の仲間が楽しそうにコーヒー談義をして笑っていました。自分もいて自分も笑っていました。
未来の一場面でしょうか‥
昔のモダンコーヒー のような、コーヒーを楽しく語る場所ができたらいいですね( ◠‿◠ )

今夜もお付き合いありがとうございました。
明日も良き日となりますように‥

おやすみなさい( ◠‿◠ )

Sei


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