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☆☆☆☆コロンビア オークションロット
コロンビアの中西部、トリマ県より仲睦まじい夫婦が創り出すマイクロロットのご案内です。
Land of Diveristy=多様性の土地というコンセプトをもとに開催しているオークションは、第4回目までは、コロンビアの首都・ボゴタでのオフラインでのみ開催されていましたが、第5回は、コロナ禍で海外からのバイヤーがコロンビアに入れないという事情も考慮され、初のオンラインオークションとなりました。
コロンビア全土のつわものから寄せらえた応募ロットは1,600を超え、FNCの品質管理部門であるAlmacafeのカッパーにより、SCA基準で86点を超えるロットがまず352に絞り込まれました。
その中から最終的なオークションに進んだのはTOP32と呼ばれます。こちらのコロンビアはトリマ県の小さな農家から届けられた、伝統的なフルウォッシュのマイクロロットです。
全32ロットの中の落札単価そのものは23番目。
では、落札金額が伸びなかったからといって品質も23番目かと問われれば、そこ自信を持ってNO.と言えます。
上位でビッド価格を伸ばしたのは比較的派手め、流行りのフレーバーのものが多かったのに対し、そういうホットなロットを尻目に見ながら弊社がじっと泰然自若でおさえたのは、玄人受けしそうな、しっかりとしたフレーバーがありながらも、透明感があり、のびやかなアフターが特徴的です。
農園の標高も出品された32種の中ではNo.1、コロンビアの伝統的なフルウォッシュのクリアさが非常に際立つコーヒーに仕上がっています。
ウィルマー氏のCorea農園は、トリマ県の県庁所在地であるイバゲ市の北東部ラ・ベータ地区にございます。
ご存じの通りトリマ県は、コーヒー生産量ではウイラ県とアンティオキア県に次いでコロンビアで3番目に大きな県で、その中でもイバゲ市には多くのコーヒー農園が点在する良質なコーヒーが取れることで有名な地域です。
2haの広さを持つCorea農園ですが、コーヒー生産に使われているのは1ヘクタールのみです。
年間生産量は約1.5MT程度、小農家の多いコロンビアの中でも非常に小規模なコーヒー栽培農園の一つです。
今回のオークションに出品した商品はしっかりと成熟したチェリーを手摘みし、ハンドピックで100%カツーラの商品です。
収穫したその日のうちにパルピングを行い、ミューシレージを残したまま約48時間発酵させます。
そして2度のウォッシングにより完全にミューシレージを取り除いた後、アフリカンベッドの上で3日間かけ天日乾燥させた豆を皆様にお届けしております。
ウィルマ―氏は40歳の若いコーヒー生産者です。
妻のエリカ・アポンテ氏、そして娘のダンナちゃんの3人で農園に住んでおります。
娘のダンナが生まれたのは、“Colombia Land of Diversity “コンテストの3日前だったので、ウィルマー氏の喜びもひとしおだったようです。
ウィルマー氏は、非常に繊細にコーヒーを生産しており、全ての工程を自分1人で行い、細部にまで注意を払っています。
これは、「コーヒーの品質は細部に宿る」との信念をウィルマーしが持っているから。
細部まで洗練された小さな農家、ウィルマー氏のこだわりコーヒーを是非お楽しみください。
Coffee DATA
地域: コロンビア トリマ県 イバゲ市 ラ・ベータ地区
規格: エクセルソ
業態: 小農家
品種: カツーラ
標高: 2,150m
栽培面積: 1ha
生産量: 20袋
スクリーン: 15up
パッキング: 24kg バキュームパック
加工方法: ウォッシュド
乾燥方法: 天日乾燥
基本、豆のままで深煎りコーヒー豆です。
¥3,000